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太宰の書斎 

 23作品が生まれた部屋に座る。

太宰治と過ごす時間が

​ここにあります。

【定休日】第1、第3、第5水曜日 

臨時休業】12月16日(月)~12月19日(木)

【年末年始休業】12月31日(火)~1月4日(金)

      

 

太宰治記念館「斜陽館」から徒歩4分

知られざる、もうひとつの太宰治物語

1945年7月末、作家・太宰治が東京と甲府の空襲から逃れ、故郷・津軽に疎開したことを彼の著作から知る読者は多いでしょう。しかし、終戦直後に数々の創作をした居宅・新座敷(旧津島家離れ:1922年築)は、以来60年もの間、公開される機会がありませんでした。

『パンドラの匣』『十五年間』『親友交歓』『トカトントン』『冬の花火』など23作品が生まれた家を、知られざるエピソードとともに2007年より公開しています。​いつか津軽を旅したら、作家と家族の物語を抱いた大切な空間に座ってください。太宰治と過ごす時間がここにあります。

もういちど太宰を読もう

 没後76年を経てなお、多くの読者を獲得し続けている作家・太宰治。

しかし、その読まれ方においては自殺や薬物中毒など、スキャンダラスなイメージで要約されてしまうことが多い作家でもあります。「暗い」と一言で切り取られた作家像は、これから彼の作品に出会う読者にとっては、いささか不幸な入り口かもしれません。実のところ、彼は多くの著作で人間の弱さを美しく気高く、時には正しいものとして描き、生きづらさに苦しむ人を励まそうとしています。彼のスピリットと文才に少なからず感動をもらった者として、この場所が太宰文学への新たな入り口になることを願って公開しています。

                                     

        

「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせる事ができない」という妙な言葉を、私は旅の手帖に、二度も繰り返して書いていた。

 

                太宰治「津軽」より

 太宰治疎開の家<旧津島家新座敷>

​ 併設:陶工房ゆきふらしギャラリー

 

 ■入館料  500円 小中学生250円

 ■開 館  9:00~17:00

 ■定休日  第1、第3水曜日

 ■電 話  0173-52-3063 

 ■青森県五所川原市金木町朝日山317-9

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■津軽鉄道でお越しの方:津軽五所川原駅→金木駅21~27分。金木駅からは徒歩4分。

■お車の方:五所川原駅20分。青森駅、弘前駅60分。青森空港50分。  

​→Googleマップ

■個人で少人数のご見学は予約不要です。

■観光ツアーなどの団体の方は、準備のため事前にお知らせください。

■見学は靴を脱いでお上がり頂きます。見学スペースはベビーカーや車いすがご利用頂けません。

動画撮影および掲示資料のWeb公開はお断りします。

■テレビ、CMなどの撮影は内容によってお断りする場合があります。

​※休館日などの営業変更はホームページ、FBでお知らせします。

小説家 太宰治 

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本名:津島修治。青森県津軽の大地主の家に生まれる。共産主義運動から脱落したのち、27歳で第一創作集「晩年」出版(1936年)。その後太平洋戦争に向う時期から戦争末期まで妥協を許さない創作活動を続けた。戦後「斜陽」「人間失格」が反響を呼んだ。

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太宰治記念館「斜陽館」

太宰治記念館「斜陽館」は、1907年、父・津島源右衛門によって建てられた。太宰が幼少期を過ごした生家として知られている。国重要文化財建造物指定。「新座敷」は斜陽館前から東に約200m離れたところにある。

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