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太宰の書斎
23作品が生まれた部屋に座る。
太宰治と過ごす時間が
ここにあります。
太宰治記念館「斜陽館」から徒歩4分
知られざる、もうひとつの太宰治物語
1945年の夏、太宰治が空襲を逃れて故郷・津軽の生家へ疎開したことは、自身の著作を通してもよく知られています。
しかし、終戦直後に彼が数々の作品を書き上げた「新座敷(旧津島家離れ)」は、その後60年もの間、公開されることがありませんでした。
『パンドラの匣』や『トカトントン』をはじめ、23の作品が生まれたこの家を、2007年から知られざるエピソードと共にご案内しています。
いつか津軽を訪れる際は、作家と家族の思い出が息づくこの空間に、ぜひ腰を下ろしてみてください。太宰治とともに過ごす時間が、ここにあります。
もういちど太宰を読もう
没後78年が経つ今も、広く愛され続ける作家・太宰治。
一方で、その読まれ方においては自殺や薬物中毒など、スキャンダラスなイメージで要約されてしまうことが多い作家でもあります。
「暗い」と一言で切り取られた作家像は、これから作品に出会う読者にとっては、いささか不幸な入り口かもしれません。
実のところ、彼は多くの著作で人間の弱さを美しく気高く、時には正しいものとして描き、生きづらさに苦しむ人を励まそうとしています。
彼の言葉に救われた者の一人として、この場所が、太宰文学の温かさに触れる新たな入り口となることを願っています。
「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせる事ができない」という妙な言葉を、私は旅の手帖に、二度も繰り返して書いていた。
太宰治『津軽』より
太宰治疎開の家<旧津島家新座敷>
併設:陶工房ゆきふらしギャラリー
■入館料 500円 小中学生250円
■開 館 9:00~17:00(11月~3月10:00~17:00)
■定休日 第1、第3水曜日
■電 話 0173-52-3063
■青森県五所川原市金木町朝日山317-9

■観光ツアーなどの団体見学は準備のため事前にお知らせください。
■個人で少人数のご見学は予約不要です。
■見学は靴を脱いでいただきます。ベビーカーや車いすはご利用頂けません。
■動画撮影および掲示資料のWeb公開はお断りします。
■テレビ番組や映像配信の撮影は事前に内容をご相談ください。
※休館日などの営業変更はホームページ、FBでお知らせします。
小説家 太宰治

本名:津島修治。青森県津軽の大地主の家に生まれる。共産主義運動から脱落したのち、27歳で第一創作集「晩年」出版(1936年)。その後太平洋戦争に向う時期から戦争末期まで妥協を許さない創作活動を続けた。戦後「斜陽」「人間失格」が反響を呼んだ。

太宰治記念館「斜陽館」
太宰治記念館「斜陽館」は、1907年、父・津島源右衛門によって建てられた。太宰が幼少期を過ごした生家として知られている。国重要文化財建造物指定。「新座敷」は斜陽館前から東に約200m離れたところにある。
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